こんにちは！JAM-DAYです！

本日20時過ぎに、ONLINE STOREを更新します。

ビンテージらしい風合いの、木製スツールを掲載しますので、是非ご覧下さい。

さて、今日はファイヤーキングなどのアドバタイジングマグについて少し。

最近ファイヤーキングに興味を持ち始めました、というお客様と当店のアイテムを一緒に見ながら「どれが可愛いかな」とお話させていただく機会が多いのですが、その中で一番驚かれるのが、

『同一プリントのように見えて少しだけ違う』

『同一プリントなのにマグ本体は別のブランド』

というシリーズ。

どういうことかと言いますと・・・

こちら、「GOOD YEAR」のアドバタイジングマグ。

よー－－く見ると・・・

プリントされている年代が全て異なります。

これは、毎年オハイオのタイヤ会社がノベルティとして製造していたシリーズ。

こちらも同じく年号違い（年号の無いバージョンも！）ですが、さらにマグ本体に注目すると、先ほどのマグよりボディが細身です。

それはなぜかと言うと・・・

最初のGOOD YEARは「ファイヤーキング」のボディですが・・・

こちらは刻印なしですが、「ヘーゼルアトラス」のボディです。

プリントされている年代的に考えると、70年代はヘーゼルアトラスに製造を依頼していて、80年代になるとファイヤーキングに依頼していたのかな？と推測出来ます。（ヘーゼルアトラスのブランドが70年代で生産を終了しているため、やむを得ず移行したのかな・・・？）

日本では圧倒的にファイヤーキングの知名度が高いのですが、そういった背景が見えてくると、ファイヤーキングだけでなく、ヘーゼルアトラスの方も一緒にコレクションしたくなりませんか？

そこが、ミルクガラスの恐ろしい（面白い）ところなんです！

（つまりは「沼」ということですね）

他にも分かりやすいものをもう一つだけご紹介♪

ファイヤーキングコレクターの中でも、この「BAD GUY」シリーズをコレクションされている方も多いのではないでしょうか？

こちら、プリントの一番上の企業名だけ異なり、下の「おじさま」と「BAD GUY」の文字は一緒ですね。

裏のプリントなんて、もう全く同じです。

でもこちらも実は、ボディが異なります。

一つは「フェデラル」で・・・

もう一つは「ファイヤーキング」でした～！

一見同じ形に見えるボディですが、これもよーーーく見ると、ガラスの厚みやボトムの縁の形状が異なります。

こだわらなくても良い程度の違いですが、知ってしまうとこのシリーズのマグを見つけた時に、「お、これはファイヤーキング！」「これはフェデラルか～」と裏返してチェックしたくなりますよね！

さらにこちらのBUD GUYシリーズは、プリントされている企業名によってお値段も様々。

有名どころの車やバイクメーカー、コカ・コーラなどのロゴだとお値段も跳ね上がります。

（でも、「これ格好良いな！」と思うプリントは、案外お高いものが多かったりするんですよね～）

さて、今日はアドバタイジングマグについて、まめ知識を少しだけご紹介しました。（まめ、だけに）

プリントマグを選ぶ際は、マグをひっくり返してブランドの刻印を見てみるのも楽しみの一つです。

当店では気軽に手に取って見ていただけるようディスプレイしていますので、ご来店の際にはぜひ手に取り、隅から隅まで観察して楽しんでみて下さいね！

それから実際に手に取ってみると、自分の手に良く馴染むマグが見つかるかも！

お気に入りを見つけに、ぜひご来店下さいませ～！！

ここまでお読みくださり有難うございました。

スタッフ　まめ